◆構造
- 【橋の諸元】
- 【独創的なアーチ構造】
桁の迫り出し(1番から4番)
桁の迫り出し(5番から11番)
棟木によるアーチの完成 - 【橋脚の構造】
江戸時代の橋脚
(昭和25年の流失まで)
昭和の再建以降の橋脚
◆部材
◆建設
【主な部材】-6
38 挟金(はさみがね) 3-1
袖柱と沓石を繋ぐ高欄外側の金物です。
厚さ3mm、幅60.6mm、長さ60.6cm、全橋で4箇所あります。
40桁下持送(けたしたもちおくり)
第1番桁下に取り付ける部材で、敷梁に突き付けています。全体を銅板で覆います。
42 橋杭(きょうぐい)
青森県下北半島のヒバ材を使用しています。第1橋、5橋とも15本で合計30本。36.4cm角。ヒバ材はツイストして育つため斜めに割れが入る恐れがあります。そのため、ツイスト材の少ない下北半島産に限定しました。
43 橋杭通貫 (きょうぐいとうしぬき)
3本の橋杭を繋ぐ貫です。
91mm×121mm、長さ約5m~5.2m。
ヒバ材。合計28本。
44 橋杭筋違(きょうぐいすじちがい)
橋杭間と通貫あるいは梁との間の各区画の対角線上に設ける部材です。91mm×121mm。ヒバ材。筋違交差部は相欠き、木口 は突付とし、通貫及び梁に鎹で打ちとめます。合計112本。