先日、錦帯橋に関するニュースを検索していたところ、
滋賀県高島市に錦帯橋を範にしたアーチ梁構造の屋根を
持つ体育館「ウッディアリーナ朽木」が完成したとの記事を発見。
特に画像が付いていなかったので、
一体どんなものかすごく気になって、
高島市に問い合わせました。
それで、さっそく担当の教育総務課の方から御返事を頂きました。
「耐震化のために市立朽木東小学校と市立朽木中学校の共用体育館を
改築工事が去る2月28日に完了しました。
その建物の屋根構造に錦帯橋をイメージした
19列の木造アーチ梁(持ち送り重ね梁構造)に
ガリバリュム鋼板で屋根にふたを架けたような建物です。
木造アーチ梁には学校林と市有林の杉材を
自然乾燥による無垢材を活用しているのが大きな特徴です。
W32.4m×L27.1m
(建物全体は鉄筋コンクリート平屋建 1483?)
内装の写真を送ります。」


なるほど…。
詳しい構造は写真を見ただけでは分かりませんが、
弧を描く梁の雰囲気が錦帯橋の桁を下から見た様子に
なんとなく似ています。


地元の木を有効に使うため、地元の施設の材料とする。
当たり前のことなのに、何だか新鮮に感じてしまいます。
岩国からちょっと離れているので、
すぐに見に行けるものではないのですが、
そんな所にも錦帯橋の面影が感じられる施設がある。
岩国にとっても、なかなか良いニュースだと思いませんか?
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ちょっと遅くなりましたが、1月29日の様子です。
言葉の節々に小林先生の優しい人柄がにじんでいます。
大変面白く、分かり易い内容なので、じっくりご覧ください。
http://gallery.inet.city.iwakuni.yamaguchi.jp/vod/vod_play.php?CNTID=4687
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ライブカメラ工事もいよいよ佳境に入っております。
前回の設置から約10年経過しており、
機器の技術も随分進歩したのだなと、
感心しきりです。
それで、機械の設定について、
あらかじめお知らせ(おことわり)いたします。
まずは、カメラについて、
能力的には、コントローラを介して実に広範囲に可動するうえ、
光学ズーム機能で物凄く寄ることもできます。
でも、このままでは近隣の住人の方々や観光でお越しの方の
プライバシーが守られないので、
民家の方や下の方に向かないように制限し、
更にズーム機能も切っております。
錦帯橋をもっと近くで見たい!という方は、
是非、本物を見に来てくださいね。
では、上方向(城山方向)はどうなのかというと、
吊下式のカメラなので、構造的にこれより上にはいかないのです。
次に、映像について、
実に高精細な画質で滑らかな動画も得ることができるのですが、
配信方法の都合上、できるだけ負荷を抑えたい、
ということで、3秒毎の静止画像を配信することになりました。
なお、一度に見ることができるのは30接続です。
最後に、配信時間について、
「橋が見える時間が基本だよね。」ということで、
日本時間の 6:00?22:00
(錦帯橋ライトアップ終了時間)までとします。

何かと御要望はあると思いますが、
現状でできる限りのことをいたしております。
あしからず、御了承下さい。
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昨年から故障しておりました、
錦帯橋のライブカメラが近日中に
リニューアル配信いたします。
前回のカメラは、
錦帯橋「平成の架け替え」工事の様子を
リアルタイムでご紹介しようということで、
迂回路を付けた横山(城山)上流側に設置していました。
しかし、今回は
折角のライブカメラなのだから
「城山の四季の移ろい」も見ることができた方が良いでしょう。
ということで、岩国(反対側)下流側に変えます。


工事にもう少しだけ時間がかかりますが、
配信できるようになれば、あらためてお知らせします。
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1月30日午前、
前日夜から雪が降ったり止んだりの天候で、
実施が危ぶまれましたが、
無事、のみ縄充填が実施されました。







今までのシーリングより、見栄えは随分良いようです。
また、天然由来ですから、環境にも良いでしょう。
しかしこの先のみ縄は、数多くの試練を迎えることになります。
まず、現地で過酷な自然と人の靴にさらされ、その機能と耐久性を問われます。
ほかにも、目に見えないハードルもあります。
「のみ縄」の需要が昔に比べて低くなっていることから
通常、伐採されたヒノキを製材する過程で「のみ縄」
を取るようなことはしません。
すっかり省略されているこの作業をお願いしたとして、
一体どのくらい手間と費用がかかるのか
といったことも、確認しなければなりません。
美観そして機能性・耐久性、環境への負荷、
メンテナンスの容易性やその頻度、
それら全てを含めた上でのコスト面などなど
現代の要求を高い次元で両立させた方法が
「次の錦帯橋」には求められるのです。
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今回のやり方について図にしてみます。

それで、1月28日に
今付いているシーリングとバックアップ材を取り除きました。




中まで結構な土や砂が入っていることから、
あまり防水の効果を発揮していないことはもちろん、
含んだ湿気を逃がさないよう蓋をした状態で、
クリのバックアップ材や橋板の接触部分が少し腐っており、
あらためて、この方法がベストでないことがわかりました。

次回はいよいよのみ縄の充填です。
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1月29日に岩国市民会館小ホールで開催いたしました
世界遺産講演会に170名の方に参加いただきました。
本当にありがとうございました。

今回は、岩国ユネスコ協会の御協力で、
フレッシュな高校生の運営で、実に清々しいイベントとなりました。


小林先生のユーモアを交えたお話は、とてもわかりやすく、
まさに大成功でした。

小林先生の感想はこちら↓
http://gdp1.civil.kumamoto-u.ac.jp/hp/blog/index.php?id=683
そんな小林先生から著書をいただきました。

「風景の中の橋 ?フランス石橋紀行?」です↓

興味のある方、中央図書館に置いております。
(お問合せ先 中央図書館 電話0827-31-0046)
で、肝心の内容ですが、後日動画を配信する予定です。
御期待下さい。
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前回までの理由で、
このたび第5橋(城山側)の橋板の継目数箇所で今回の架け替え以前に
実施していた「のみ縄」の充填を試みることになりました。
写真は、橋板の継目と同じ幅の溝を作って、
のみ縄の太さを事前に調整している様子です。

この試みをもとに、現在のシーリングと、古式ののみ縄との
耐水性・耐候性・耐久性などさまざまな面から
科学的に性能の比較をしていきます。
次回は、実際の工事の様子について報告します。
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そもそも、橋板と橋板の繋ぎ目はどうしてこんなに広いのでしょうか。
実は、湿度の状態で膨張・収縮を繰り返す橋板の「あそびしろ」を
想定した結果です。
「平成の架け替え」工事では、橋板と橋板の繋ぎ目の部分から
雨水の浸入を食い止め、内部の構造材の腐朽を抑えるために
シリコン系の素材でシーリング(充填・接着)しました。

ところが、むき出しの過酷な気象条件や、
女性の靴のヒールがちょうど入ってしまった、
といったことで橋板との接着が弱くなってしまい、
そこから水が漏れるという思わぬ事態が発生したのです。
次回に続きます。
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