先日、錦帯橋に関するニュースを検索していたところ、
滋賀県高島市に錦帯橋を範にしたアーチ梁構造の屋根を
持つ体育館「ウッディアリーナ朽木」が完成したとの記事を発見。
特に画像が付いていなかったので、
一体どんなものかすごく気になって、
高島市に問い合わせました。
それで、さっそく担当の教育総務課の方から御返事を頂きました。
「耐震化のために市立朽木東小学校と市立朽木中学校の共用体育館を
改築工事が去る2月28日に完了しました。
その建物の屋根構造に錦帯橋をイメージした
19列の木造アーチ梁(持ち送り重ね梁構造)に
ガリバリュム鋼板で屋根にふたを架けたような建物です。
木造アーチ梁には学校林と市有林の杉材を
自然乾燥による無垢材を活用しているのが大きな特徴です。
W32.4m×L27.1m
(建物全体は鉄筋コンクリート平屋建 1483?)
内装の写真を送ります。」
なるほど…。
詳しい構造は写真を見ただけでは分かりませんが、
弧を描く梁の雰囲気が錦帯橋の桁を下から見た様子に
なんとなく似ています。
地元の木を有効に使うため、地元の施設の材料とする。
当たり前のことなのに、何だか新鮮に感じてしまいます。
岩国からちょっと離れているので、
すぐに見に行けるものではないのですが、
そんな所にも錦帯橋の面影が感じられる施設がある。
岩国にとっても、なかなか良いニュースだと思いませんか?
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