平成17(2005)年 台風14号?
流失した翌日から、橋杭などの部材の捜索を行い、
発見した部材は全て回収しました。
回収先を一部紹介します。
錦川下流の自動車学校付近(直線距離で約1.3km)
米軍基地沿岸部(直線距離で約6.3km)

最も遠いもので祝島(直線距離で約46.2km)


などです。
こうして回収した部材のうち損傷の少ないものは、
あらためて錦帯橋部材として使用しています。
破損が著しいなど、
錦帯橋の部材として活用できなかったものの中には、
5分の1模型に再加工されて次の人生(?)を
送っているものもいます。

もう少し続きます。
カテゴリー: 未分類.

錦帯橋は江戸時代から名所として知られており、多くの有名人が訪れています。
ここでは、錦帯橋に訪れた有名人を資料から紹介します。
第1回目はドラマでも有名な天璋院(篤姫)です。
天璋院(1836-1883)は、薩摩藩島津家一門の家に生まれ、江戸幕府第13代将軍徳川家定に嫁いだ人物です。
上の資料『岩邑年代記』(岩国徴古館蔵)から、錦帯橋を見物したことが分かります。
また、『御用所日記』(岩国徴古館蔵)という資料には、もう少し詳しいやりとりが記録されています。
写真資料
『岩邑年代記』嘉永6年9月11日
一 同十一日、薩州姫君様、昨夜高森泊にて、今日大橋御廻り。児玉屋え御小休。今晩久波御泊の由。横山乗越え鉄炮頭中村靜衛、錦見乗越え町奉行今田七右衛門手子藤村十兵衛、御案内御使者有之候に付、御客屋え御使内坂左門。
但、御同勢沢山。此度、公儀えお輿入と申評判。
カテゴリー: 未分類.
平成17(2005)年 台風14号?
猛烈な雨をもたらしたこの台風により錦川はみるみる増水し
9月6日23時30分ころ第1橋の岩国側から4番目の橋杭組が、
更に7日 0時45分ころ同じく岩国側から5番目の橋杭組が、
流失してしまいました。


これだけにとどまらず、第5橋側の橋杭が折損するなど
近年にない大きなダメージを受けました。
もちろん現在はすっかり復旧も済んでおり、問題なく渡れます。
続きは次号です。
カテゴリー: 未分類.
普段は穏やかな清流錦川でも、
大雨の時には全く別の表情を見せます。
今日(9月1日)の写真

?
7月14日の写真

9月1日が防災の日というわけで
これから何回か、大水に立ち向かう
錦帯橋を御紹介します。
カテゴリー: 未分類.
絵・写真のページ制作にさきがけて、
不定期的に錦帯橋にまつわるいろいろな写真を
御紹介していきます。
記念すべき1回目の写真はこちら

手元にある錦帯橋の写真の中でも
かなり古いと思われる明治10年代
(1870年代?)のものです。
モノクロ写真に色を付けているようです。
カテゴリー: 未分類.
錦帯橋の唯一性を問う!
?世界にアーチ構造の木造橋はあるのか??
をテーマに第2回国際シンポジウムを下記により開催いたします。
第1回は、非常に中身の濃いものとなりましたが、
今回もお越しいただいた方に満足いただける
充実した内容でお届けしたいと考えております。

なお、申し込み方法など詳細につきましては、次回お知らせします。
日時 平成22年11月14日 13時から
場所 ホテルかんこう(岩国国際観光ホテル)
岩国市岩国一丁目1?7
カテゴリー: 未分類.