平成24年6月23日(土)に岩国市役所1階多目的ホールで世界遺産講演会を開催しました。東京大学生産技術研究所教授の腰原幹雄先生が講演を行い、約120名の方にご参加いただきました。今回の講演も岩国ユネスコ協会高校部のみなさんが講演会の運営を行い大成功に終わりました!

腰原先生の講演画像はコチラから!! http://gallery.inet.city.iwakuni.yamaguchi.jp/vod/vod_play.php?CNTID=5369

 

 

 

 

 

平成24年6月17日(日)に日本大学理工学部駿河台キャンパス(東京都千代田区)で行われました土木学会(担当:土木史研究委員会)主催の第32回土木史研究発表会で、世界の名橋「錦帯橋」を発表しました。朝1番手の8時45分から25分の発表でありましたが、参加者の方々には熱心に聞いて頂ける発表となりました。

発表者:岩国市観光振興課 世錦帯橋世界遺産推進室 重岡章夫

平成24年6月13日(水) 岩国国際観光ホテルで、山口県を訪れる方が安心して快適に観光するためのおもてなし向上と、ボランティアガイド協議会の会員相互の意見交換を行うため、「おいでませ山口観光ボランティアガイド連絡協議会研修会」が開催されました。今年度の開催は、岩国市で県内の観光ボランティアガイドの皆様が集まり研修を行うとのことで、「錦帯橋の魅力」についての講演と1/5錦帯橋模型の組立て体験を行いました。

 

 

講演:「錦帯橋の魅力」  講師:岡崎賢治(錦帯橋世界遺産推進室) 

講演は、錦帯橋の歴史的な背景や構造、世界遺産登録に向けての取り組み等、様々な角度からの錦帯橋の魅力についての内容となりました。

講演の動画はコチラから  http://gallery.inet.city.iwakuni.yamaguchi.jp/vod/vod_play.php?CNTID=5358

 

講演後、1/5錦帯橋模型の組立て体験を行いました。 

                                                                                         

 

平成24年5月26(土)27日(日)に山口市阿知須・きらら浜で開催されました第63回全国植樹祭の関連イベント「きららの森フェスタ」で錦帯橋1/5模型の組み立て体験を行いました。

 

 

模型完成後、好評の橋に乗っての記念撮影!

 

 

全国植樹祭やまぐちのシンボルキャラクター「やまりん」

 

 

来年、鳥取で開催される全国植樹祭のシンボルキャラクター「トッキーノ」

 

 

福田良彦岩国市長も錦帯橋をPR!

 

 

昨年開催された山口国体のマスコットキャラクター「ちょるる」

GWに開催されました錦帯橋まつり、岩国くすのき花火フェスティバルのイベントとして錦帯橋の1/5縮小模型の展示を行いました!

平成24年4月29日(日) 錦帯橋まつり (吉香公園内)

 

平成24年5月3日(木) 岩国くすのき花火フェスティバル

ご当地ヒーロー清流光神ハクジャオー参上!!

 

先日お知らせをした
敷石の修復工事について無事終了しました。
現地の作業自体は、もっと早くに終わっていたのですが、
最近の悪天候や諸々の事情で、なかなか写真が撮れなくて
御紹介が遅くなってしまいました。

3月8日の午前中、

ライブカメラのメンテナンスを行う都合、

御覧いただけません。

あしからずご了承下さい。

フードの清掃をしますので、

再開後は綺麗な錦帯橋が見られるはずです。

ご期待下さい。

岩国地区の建造物の外観に見られる
歴史的な景観要素の個別評価について、
徳山工業高等専門学校准教授の
中川明子先生にお願いしております。

中川先生は、学生達と一緒に
昨年の6月から何度かに分けて
岩国のまちを歩かれ、
建物ごとに異なる時代の特徴的な佇まいを
見つけては地図に落とし、そして考える
という作業を行われました。

こうした活動をもとに、学生2人が
岩国のまちのこと、そして錦帯橋のことについて
若い視点から、価値あるものの保存や
活用の提案をする予定です。

1 日 時 平成24年3月11日(日)14:00から
2 場 所 中央公民館第一講座室
3 入 場 無料(定員60名)
 

昨年11月に
イギリスで建築家として活躍されている
早津 毅さんからメールが届きました。

「キングストン大学の学生に
 錦帯橋の3分の1模型を造らせます」

とても面白そうな話でしたので、
早速資料をお送りしました。

 それから2ヶ月あまりたって、
返信がありましたので、ご紹介します。

 

Kingston Universityの学生たちと制作した
錦帯橋のレプリカが完成しました。
つきましては写真をいくつか送ります。

複雑で細かい細部のディテールと、
シンプルで優雅な全体のプロポーション
という相反した特徴を、
錦帯橋は同時に合わせ持っていると思います。
このことは、
「世界はディテールの積み重ねでできている」
という私たちの建築設計の考え方の手本になったと思っています。

大きさは幅1.5メートル、長さ12メートルと、
約3分の1のアーチの大きさとなっています。
部材はイギリスの建材規格サイズの2x2”と
2x3”を使っています。
全工作期間は週末も含めて10日という
比較的短い間にもかかわらず
構造もしっかりとした立派な橋が出来ました。
これもひとえに学生たちの熱心さと制作にかける
情熱によるものだと思います。

この橋はこの後3月にエコビルド

http://www.ecobuild.co.uk/attractions/timber-focus.html
 

というトレードフェアのイベントに展示される予定になっています。

オリジナルの構造やプロポーションを尊重しつつ、
限られた時間や技術、そして材料を使って
いかに自分たちなりの解釈を加えることができるか、
というのが我々の課題でした。
ディテールを変えることによって
新しく生き生きとしたデザインとなったことを
望んでいます。
また、8カ国を超える色々な文化のバックグラウンドを
持った学生たちの手によって日本の橋をイギリスで作る、
という異文化を混ぜ合わせる試みは、
創造の現場にとってとても大切なことのように思います。

  

いろんな国の学生さんが、
錦帯橋の資料から何を感じたのか、ちょっと気になりますね。

子や孫、更にずっと先の世代のために
「持続可能な資源」として木材が見直されています。
ヨーロッパのこうした活動に錦帯橋が取り上げられることを
とても誇らしく思います。

日本を訪れる機会があったら、是非本物の錦帯橋に来てくださいね。
 

今回は、会場でのアンケートの声を少し紹介します。

・今まで川について深く考えたことがなかったので
 とてもいい刺激になった。(20歳未満男性)

・錦帯橋の形状や技術的な面ばかりに注目していたが、
 自然との調和という異なった視点で錦帯橋について
 考えることができて良かった。(20歳未満男性)

・周囲がいかに自然と共生しているかが大事ということが
 分かった。あの駐車場は場所も良くないと思う。
 ロープウエーから橋の写真を撮ると車がたくさん写って
 現実に引きもどされてしまう。(20代女性)

・世界遺産化するに向けて、ただ錦帯橋だけではなく、
 周りの風景、しくみ等、多方面から見た評価も必要だと
 知りました。「絶対にこわれない」でなはなく
 流れても再建できる技術を守ることが大切、
 なるほどと思った。(40代女性)

・私は錦帯橋の近くに住んでいるので、もっと大切に
 しなければいけないと思った。(20歳未満女性)

・講演をきいて、錦帯橋を守っていくために、
 できることをしていきたい。(20歳未満男性)

・今後も、講演会を続けるべきだ。(60代男性)

これからも錦帯橋の講演会はじめ、いろいろなイベントを
 開催していきたいと思っております。

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