Archive for 3月, 2011

このホームページ開設以来制作中としておりました
「錦帯橋」を愛でる四季絵(画像のコーナー)の
一部をオープンいたしました。

まずは、桜の季節ということで、
春のページを御披露します。

なお、本ページ制作にあたって、
四季の移ろいに姿を変える美しい錦帯橋を
皆さんにお伝えするには、画像の質・量とも
まだまだ不十分だと強く感じました。

そこで、
「このホームページに載せても良いよ。」
という写真を募集いたします。
募集要領はこちら↓

http://kintaikyo.iwakuni-city.net/pic/pic_rule.html

 これといって何の見返りもないような企画で
大変恐縮なのですが、
単純に、多くの人に様々な表情を持つ橋を
知っていただきたいという趣旨に
御賛同いただける方、どうか御提供ください。

錦帯橋から錦川上流に向かうこと約50km、
錦町馬糞ヶ岳に、将来の錦帯橋の架け替え用材を
目指して、ヒノキとヒバがおよそ1ha植えてあります。
これは、2008年の3月と2009年の11月に
植林ボランティアの方を募って植えたものです。

本日、遅ればせながら「錦帯橋用材備蓄林」であることを
示す石柱を現地に設置することとなりました。

さすがにもう雪はほとんどなかったのですが、
道中を阻む大きな岩が…。流石「岩の国」です。

何とか、目的地に到着、無事設置いたしました。

とはいえ、これらの木が錦帯橋に使われるようにするには、
短くても100年、長いものでは200年育てていかなければ
ならないと、見込んでいます。
何とも息の長い事業になるので、
当然我々も生きていないのでしょうが、
確実に次の世代に申し送りをしていくつもりです。

先日、錦帯橋に関するニュースを検索していたところ、
滋賀県高島市に錦帯橋を範にしたアーチ梁構造の屋根を
持つ体育館「ウッディアリーナ朽木」が完成したとの記事を発見。

特に画像が付いていなかったので、
一体どんなものかすごく気になって、
高島市に問い合わせました。

それで、さっそく担当の教育総務課の方から御返事を頂きました。

「耐震化のために市立朽木東小学校と市立朽木中学校の共用体育館を
 改築工事が去る2月28日に完了しました。
 その建物の屋根構造に錦帯橋をイメージした
 19列の木造アーチ梁(持ち送り重ね梁構造)に
 ガリバリュム鋼板で屋根にふたを架けたような建物です。
 木造アーチ梁には学校林と市有林の杉材を
 自然乾燥による無垢材を活用しているのが大きな特徴です。
 W32.4m×L27.1m
(建物全体は鉄筋コンクリート平屋建 1483?)
 
 内装の写真を送ります。」

 

なるほど…。
詳しい構造は写真を見ただけでは分かりませんが、
弧を描く梁の雰囲気が錦帯橋の桁を下から見た様子に
なんとなく似ています。

 
地元の木を有効に使うため、地元の施設の材料とする。
当たり前のことなのに、何だか新鮮に感じてしまいます。
岩国からちょっと離れているので、
すぐに見に行けるものではないのですが、
そんな所にも錦帯橋の面影が感じられる施設がある。
岩国にとっても、なかなか良いニュースだと思いませんか?

ちょっと遅くなりましたが、1月29日の様子です。

言葉の節々に小林先生の優しい人柄がにじんでいます。

大変面白く、分かり易い内容なので、じっくりご覧ください。

http://gallery.inet.city.iwakuni.yamaguchi.jp/vod/vod_play.php?CNTID=4687
 

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