5分の1スケールの模型
とっておきの写真 その4で少しふれた模型です。
パーツごとに部材の名前が書いてあるのですが、
赤字で書かれているものが、流失が回収した橋杭を
加工したもの(ひば製)です。
なお、黒字で書かれたものは、平成の架け替えの際に
部材の加工のときに生じた端切れ(ひのき製)を加工したものです。
縦・横・高さのそれぞれ5分の1に縮小しているとはいえ、
全ての部材が忠実に再現されているため、
組みあがった模型は、まさに錦帯橋のアーチそのものです。
模型の組み上げには少々時間がかかるのですが
(4、5人だと約1時間)
手順の流れが分かれば、難しいことはありません。
手が届く範囲なら小さな子どもでも大丈夫。
組んだ木部材を巻金の代わりとなるマジックテープで簡単に束ねただけで
大人2人くらい(150kgくらいなら大丈夫)が乗れる
なかなか丈夫な「橋」ができあがります。
上に乗ると、「ミシミシ」と木がきしむし、
マジックテープのあんばいによっては、
随分と沈み込むので、少し怖い思いをされる方もいるようです。
(見ているこちらもちょっとドキドキ)
本物の錦帯橋を眺めていただけではちょっと分からない
いろいろな発見や体験ができる特別展一押しのメニューです。
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