そもそも、橋板と橋板の繋ぎ目はどうしてこんなに広いのでしょうか。 実は、湿度の状態で膨張・収縮を繰り返す橋板の「あそびしろ」を 想定した結果です。 「平成の架け替え」工事では、橋板と橋板の繋ぎ目の部分から 雨水の浸入を食い止め、内部の構造材の腐朽を抑えるために シリコン系の素材でシーリング(充填・接着)しました。
ところが、むき出しの過酷な気象条件や、 女性の靴のヒールがちょうど入ってしまった、 といったことで橋板との接着が弱くなってしまい、 そこから水が漏れるという思わぬ事態が発生したのです。
次回に続きます。
2011年1月20日 未分類.
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