8月26日、麻里布小学校5年生の上田崇高(そうすけ)くんが、夏休みの自由研究で製作した錦帯橋の模型の完成報告のため、錦帯橋課に来課されました。
上田くんは、8月7日に市が開催した錦帯橋学校に参加され、木工教室のほか、錦帯橋5分の1模型の組み立てを実際に体験してみて、「自分でも錦帯橋を作ってみたい!」と思い立ち、翌8日に錦帯橋課に来課。どうやったら模型を製作できるのかを熱心に聞いて帰りました。
実際に作ってみた感想を聞いたところ、「綺麗なアーチ状に組み上げることが難しく、何回もやり直した」、「実物と同じ桁数で作る」ことにこだわって製作したそうです。
完成した模型は写真のとおり。実物と同じように4番桁までは橋脚に固定され、5番桁から徐々に中央に向けてせり出して重ねています。また、楔(くさび)をうまく配して綺麗なアーチを描いていました。桁を束ねる巻金の替わりには糸を使用して束ねました。こうして出来上がったアーチを下からも見やすいように鏡を設置したところも憎いですね。
上田くんは、「将来古生物学者になりたい!」と目を輝かせて語ってくれました。
これからもいろいろなことを学んで、錦帯橋に関わる仕事をしてほしいなと願っています。
錦帯橋課では毎年夏休み期間中に小中学生を対象とした「錦帯橋学校」を開催しています。木工教室や錦帯橋の模型の組み立てを通して、錦帯橋をより身近に感じていただきたいと思っています。来年も企画いたしますので、興味のある方はぜひ参加をご検討ください!