今回の錦帯橋を訪れた有名人は吉川英治を紹介します。
吉川英治(1892-1962)は時代小説で有名な小説家です。
代表作は佐々木小次郎を岩国出身としていることでも知られる『宮本武蔵』、『新平家物語』、『三国志』などがあります。
昭和13年、吉川英治が岩国に訪れたことは当時の新聞記事(『興風時報』)にも紹介されており、当時執筆中の『宮本武蔵』の取材だったようです。
なお、小説の中で武蔵が箸で蝿をつまむシーンがありますが、これは岩国の剣豪宇野金太郎が得意としていたもので、これを参考にしたともいわれています。

写真資料『句』(岩国徴古館蔵)
我以外
皆吾師也
  吉川英治

 

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