Archive for 12月, 2018

平成30年12月19日に、福田市長と岩国市議会の藤本議長は、山口県の村岡知事、山口県議会の柳居議長とともに文部科学省を訪問し、柴山文部科学大臣へ錦帯橋の顕著な普遍的価値などを取りまとめた「世界遺産暫定一覧表記載資産候補提案書 錦帯橋」を手渡し、錦帯橋の世界遺産登録ならびに世界遺産暫定一覧表への追加記載についての想いを伝えました。

村岡知事から「世界唯一の構造や景観美・構造美など、顕著な普遍的価値を整理し、真実性や完全性の検証についても行って提案書を取りまとめた」と伝えました。
福田市長からは、「錦帯橋を世界文化遺産に推す会」などの市民団体活動を紹介し、「錦帯橋は岩国の宝であり、シンボル。錦帯橋を世界の宝として世界遺産暫定一覧表に追加記載してほしい」と伝えました。

提案書を受け取った柴山文部科学大臣からは、「錦帯橋は極めてユニークで、風光明媚。いただいた提案書をしっかりと拝見し、必要に応じて技術的・専門的な指導や助言等を行わせていただきたい。」とコメントをいただきました。

 

山口県と岩国市は、今後も錦帯橋の顕著な普遍的価値に関する調査・研究を行い、国内外に発信をしながら、錦帯橋の世界遺産暫定一覧表への記載、そしてその先の世界文化遺産登録を目指して参ります。

※この度、提出した提案書につきましては、下記リンク及び錦帯橋世界文化遺産登録推進協議会のホームページからご覧いただけます。

世界遺産暫定一覧表記載資産候補提案書 錦帯橋

本日(平成30年12月19日)の午前11時45分に、福田市長と岩国市議会の藤本議長は、山口県の村岡知事、山口県議会の柳居議長とともに文部科学省を訪問し、柴山文部科学大臣へ錦帯橋の顕著な普遍的な価値などを取りまとめた「世界遺産暫定一覧表記載資産候補提案書 錦帯橋」を手渡ししました。
その際に、村岡知事と福田市長から世界唯一の構造である「錦帯橋式アーチ構造」を持つ錦帯橋の世界遺産登録ならびに世界遺産暫定一覧表への追加記載についての想いを伝えました。

 

この度、提出した提案書につきましては、下記リンクからご覧いただけます。

世界遺産暫定一覧表記載資産候補提案書 錦帯橋

なお、錦帯橋の世界遺産については、

錦帯橋世界文化遺産登録推進協議会HP「錦帯橋 ~世界遺産をめざして!~」でも紹介しております。

http://kintaikyo-bridge.jp/

 

11月10日、錦帯橋や城下町地区を舞台に、文化的景観観察会「ディスカバー錦帯橋 ーいろんな錦帯橋を見つけよう!ー」を開催しました。
 当日は市内各地から集まった9組の親子が参加する中、京都府立大学の上杉和央先生による江戸時代の絵画の紹介の後、広島工業大学の学生さんと一緒に錦帯橋や城下町の散策などを行い、「昔からある風景」「大人になっても残したい風景」を発見してもらいました。

 その後の発表では、「多くの観光客で賑わう錦帯橋」「錦川の水面に映る錦帯橋の影」など、それぞれが撮影した風景を紹介しながら、大切にしたい岩国の風景をみんなで共有しました。

 文化的景観とは、地域における人々の生活又は生業及び当該地域の風土により形成された景観地で、我が国民の生活又は生業の理解のため欠くことのできないもの(文化財保護法第2条第1項第5号)のことです。ぱっと見は同じ風景に見えても、歴史的な背景や地形、人々の暮らしなどによって、その地域にしかない風景が形成されています。
 岩国市では、この地域固有の景観地を守っていくために、錦川下流域の文化的景観についての調査研究を進めています。

(※以下画像をクリックすると拡大されます。)
 

Back to Top