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現在、岩国市の市有林のうち、3箇所を錦帯橋備蓄林と定めています。
これは、将来の錦帯橋の架け替えのときに、錦帯橋として使うことのできる木を育てていこうというものです。
今回は、そのうち北河内の倉谷山を確認しました。
ここは、市が錦帯橋の備蓄林と決めているほか、平成25年に文化庁からも「檜皮(ひわだ)の森」として指定されています。
現地の掲示板にはこう記してあります。
「この森は、我が国の歴史と文化を伝える文化財建造物の保護についての国民の理解を増進し、修理のための資材の安定的確保を図るため、所有者等の理解と協力のもと文化庁がふるさと文化財の森として設定したものです。」
「檜皮は、古代から社寺を中心とする建築に用いられてきた、わが国の代表的な屋根葺材料の一つです。檜の立木から採取した皮を長方形に整形し、何枚も積み重ねて葺くことによって、優美な曲線の屋根を形作ります。」
次回に続きます。
5年毎に実施しています錦帯橋の健全度調査(強度試験、老朽調査)を、9月3日から5日までの期間に実施いたします。
今年度は健全度調査に加え、錦帯橋の構造部分に防腐処理を行います。そのため吊足場の設置期間が通常より長くなりますので、観光をされる皆様や地元の皆様方には、吊足場が景観を阻害することで大変ご迷惑をおかけします。また、強度試験(振動実験)実施中や、9月4日の13時30分から岩国高等学校の生徒120人のご協力を得て実施いたします載荷試験におきましては、数分間の通行止めを数回実施いたします。このように大変なご迷惑をおかけしますが、健全度調査や防腐処理の重要性をご理解いただき、ご協力いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。