【錦帯橋の未来に向けた取組み】
「平成の架け替え」を経験したことで、岩国市は錦帯橋の偉大な価値を再認識することとなりました。それと同時に、将来の架け替えを円滑に行うためには、様々な問題を解決しなければならないことがわかったのです。
錦帯橋を確実に次の世代に繋いでいくための課題を克服するため、「錦帯橋みらい構想」を作成しました。
「錦帯橋みらい構想」(PDF:約1.14MB)
【世界遺産登録へ向けて】
錦帯橋の国際的な価値とその永続性を確立し、さらに、そのことを広く知っていただく手段の一つとして、世界遺産登録に向けた活動を行っております。
ユネスコの世界文化遺産登録には、二つの大きな意義があると言われています。
一つは、我が国の貴重な文化財の価値が国際的に評価されるということ。
もう一つは、世界遺産登録を目指すその過程で、地域における総合的な文化財保護の取り組みが充実するという点です。
我が国の世界遺産暫定一覧表に掲載する資産は、国(文化庁)が選定して掲載してきました。しかし、平成18年9月15日、文化庁は文化審議会文化財分科会において、世界文化遺産特別委員会を設置。世界遺産暫定一覧表への追加記載について、地方公共団体からの提案を公募することになりました。
この提案制度に則り、岩国市は錦帯橋の世界遺産登録を目指し、取り組みを進めてきました。
(参考)
●世界遺産(文化遺産)一覧 ●暫定一覧表記載資産 ●暫定一覧表記載資産の追加について
●世界遺産の概要 ●登録までの手続き ●世界遺産条約履行のための作業指針
●文化庁文化財オンライン「世界遺産」 ●日本ユネスコ協会連盟 世界遺産
【これまでの取組み】
■ 平成18年9月26日
文化庁が世界文化遺産に係る地方公共団体説明会を開催、世界文化遺産暫定一覧表登載に向けた提案を公募した(暫定一覧表登載に至る手段がはじめて明確になりました)。
■ 平成18年11月30日
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第1回 錦帯橋国際シンポジウム |
世界遺産暫定一覧表追加資産提案書「錦帯橋と岩国の町割」を山口県と共同で文化庁に提出(全国から24件が提案されました。)
「提案書」(PDF:約3.21MB)
■ 平成19年1月24日
文化庁が審議結果を発表。
「錦帯橋と岩国の町割」の提案書は平成19年度への継続審議となりました。
■ 平成19年5月25日
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岩国城下町エリア文化的 景観等検討委員会 |
岩国城下町エリア文化的景観等検討委員会を設置し、世界文化遺産登録へ向けての共通課題や個別課題に取り組みました。
■ 平成19年6月1日
山口県において、山口県文化財等活用調査研究委員会が設置されました。
■ 平成19年7月
名勝錦帯橋保存管理計画策定業務を開始
(平成20年3月策定)
■ 平成19年12月28日
世界遺産暫定一覧表記載資産再提案書「錦帯橋と岩国の町割」を山口県と共同で文化庁に提出
「再提案書」(PDF:約2.08MB)
「検討状況報告書」(PDF:約1.53MB)
■ 平成20年1月
第1回錦帯橋国際シンポジウムの開催にあわせて、参加者に錦帯橋の構造を理解していただくため、5分の1スケールの模型(半橋分)を作成した。
■ 平成20年1月27日
第1回錦帯橋国際シンポジウムを開催。フランスのイコモス・アドバイザーであるミシェル・コット氏とアメリカの世界の橋梁研究者であるエリックデロニー氏をお招きし、講演、討論。錦帯橋が世界遺産となる可能性について確認しました。
「錦帯橋国際シンポジウム報告書」(PDF:約5.27MB)
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| ミッシェル・コット氏 | エリック・デロニー氏 |
■ 平成20年3月
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錦帯橋用材のための 植樹活動 |
将来の錦帯橋用材とするため、錦町馬糞ヶ岳の市有林にヒノキの苗木を1500本植林するということで、ボランティアを募ったところ、悪天候の中50人が参加、無事植林されました。
■ 平成20年5月
ミシェル・コット氏から市長宛の手紙が届く。
「1.核となる資産を見極めること、2.錦帯橋の持つ「技術」など目に見えない価値をはっきりさせること、3.世界遺産登録に向けた準備を継続して行うこと。錦帯橋は、世界に類を見ないすばらしい木造橋、世界遺産となることを願っている。」
■ 平成20年8月
エリック・デロニー氏が橋の専門誌「Bridge Design & Engineering」に錦帯橋の世界遺産に向けた取組に関する記事を執筆。
「錦帯橋は工学や美の観点からもっと世界に注目されるべき橋。構造継承の証明が必須。世界的視野から建設時期や類似橋梁との比較をすべき。」
■ 平成20年8月
カナダのケベックで開催された第32回ユネスコ世界遺産委員会で、これから先の世界遺産リストのための世界戦略として、「科学及び技術に関する遺産」を採択。
■ 平成20年9月26日
文化庁は再提案(19件)新規提案(13件)計32件の審議結果を発表。そのうち5件が暫定一覧表に掲載されました。
岩国市の提案を含む27件は暫定一覧表掲載候補資産とされ、3つのカテゴリーに区分されました。
「錦帯橋と岩国の町割」は、暫定一覧表掲載候補資産として、「カテゴリーⅠa」該当となりました。
■ 平成20年10月~21年1月
錦帯橋5分の1模型(半橋分)の組立体験授業を市内の小中学校で実施しました。
「錦帯橋5分の1模型の組み立て方」(PDF:9.41MB)
■ 平成21年2月
錦帯橋5分の1模型の残り半分を作成、アーチ橋1橋分が完成しました。
■ 平成21年3月~22年11月(春・秋季限定)
岩国市関戸倉庫(旧錦帯橋用材倉庫)で錦帯橋についてより深く知っていただくためのプログラム「錦帯橋 匠の技 特別展」を開催しました。
■ 平成21年3月30日
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文化遺産特別講演会 |
世界文化遺産特別講演会を開催。
東京大学大学院教授の西村幸夫氏をお招きし、講演。世界遺産登録の意義とこれからの課題について確認しました。
■ 平成21年6月
世界遺産登録に向けて、課せられた課題に取り組んでいくため、岩国市錦帯橋世界文化遺産専門委員会を設置、以後検討を進めています。
■ 平成21年11月
平成20年3月に引き続き、錦町馬糞ヶ岳の市有林にヒノキ1300本、ヒバ200本を植林するため、ボランティアを募集し、50名が参加、無事植林されました。
■ 平成22年2月1日
世界遺産講演会「錦帯橋の魅力」(講師 早稲田大学理工学術院教授 依田照彦氏)を開催。錦帯橋がアーチ構造であることを判りやすく解説されました。
■ 平成22年4月
岩国市の機構改革に伴い、産業振興部観光振興課内に錦帯橋世界遺産推進室を設置しました。
■ 平成22年8月
錦帯橋公式ホームページ(本サイト)公開を開始しました。
■ 平成22年11月14日
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方ヨウ氏 |
第2回錦帯橋国際シンポジウムを開催。中国の北京大学教授の方ヨウ氏をお招きし、講演、討論。中国に錦帯橋のルーツとなる橋がないことが確認され、第1回シンポジウムの結果と合わせて、世界唯一の価値を有する木橋であるという結論に達しました。
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錦帯橋国際シンポジウム チラシ |
「シンポジウムチラシ」(PDF:約1.21MB)
「第2回錦帯橋国際シンポジウム報告書」(PDF:4.82MB)
■ 平成23年1月29日
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世界遺産講演会 |
世界遺産講演会「フランス石橋紀行 -石から考える錦帯橋-」(講師 熊本大学大学院教授 小林一郎氏)を開催。西洋と東洋の橋梁に対する考え方の違いと、錦帯橋の特殊性をフランスの石橋を通して解説されました。









